Quantcast
Channel: ニューきょうの出来事
Viewing all articles
Browse latest Browse all 16630

あず散歩・さかざきちはるの世界展@市川市芳澤ガーデンギャラリー

$
0
0

-201202151316000.jpg


写真は、チーバくん。大のお気に入り。


本日は仕事が休み。行ったのは、市川市芳澤ガーデンギャラリー(千葉県市川市真間)。千葉テレビで放送中の「ハピモ」などでも紹介されていた。


-201202151304000.jpg


現在、「さかざきちはるの世界展」が開催中。3月25日まで。なかなか見られないものを見られてよかったし、チーバくんのクリアファイルも買ってしまった。チーバくんの生みの親は、市川市須和田出身の坂崎千春さんである。


http://www.tekona.net/yoshizawa/


近くには市川市郭沫若記念館や市川市木内ギャラリー、千葉商科大学、真間山弘法寺等も有る。真間は、市川市北部にあり、国府台から連なる北部の台地と南部の低地からなる、古くから開けた閑静な住宅地として知られており、古くは真間の入り江と言い、この低地部分まで海が入り組んできていた。この入り江の跡に、現在、真間地区を東西に貫いて真間川が流れ、北部の台地と南部の低地との境にある斜面林の緑は、松戸市矢切や国府台から繋がり、低地の黒松と並んで市川の象徴的な存在。大正年間には黒松の自然林を生かした邸宅街が開発された。


万葉集に出てくるなど、真間は歴史が古く、文学者にも好まれ、戦後、隣の菅野や八幡に居住した永井荷風が、断腸亭日乗や小説「来訪者」、随筆「葛飾土産」の中で真間近辺のことを描き、戦前は郭沫若が真間の継橋近くに住んでいた。その後彼は隣の須和田に居を移したが、この須和田の旧居が真間五丁目に移築され郭沫若記念館として保存。


平成3年にはマンション建設のため、真間地域の斜面林が伐採されそうになったが、市民団体が4万人以上の署名を集めて市川市に要請し、市川市が買い上げた、平成11年には、台地上にあった大正時代の官僚政治家木内重四郎別邸跡の開発計画が持ち上るも、この際は、市川市が買い取らず、開発業者が自主的に斜面林部分を残した。


北部の台地上には、隣の国府台地区に跨る大規模な弥生時代の環濠集落の跡が確認され、地域内の真間山弘法寺敷地内には、前方後円墳の弘法寺古墳、円墳の跡と伝えられる真間山古墳が残る。


真間の手児奈伝説は著名だが、手児奈伝説と関連し、江戸時代には上田秋成の読本、雨月物語の中の一編「浅茅が宿」がこの付近を舞台に描かれ、「浅茅が宿」の中に出る「真間の継橋」は再建されて現存。継橋については、この橋を詠んだ和歌が万葉集や勅撰和歌集にいくつかあり、近代では北原白秋も短歌を残した。


真間には、このように、古い建物が数多く残る。いつまでも残って欲しい。

-201202151302000.jpg
-201202151302001.jpg
-201202151342000.jpg
-201202151341000.jpg
-201202151340001.jpg
-201202151257000.jpg
-201202151256000.jpg
-201202151255000.jpg
-201202151253000.jpg

↑は京成線の市川真間駅前にあった。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 16630

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>