ここはどこですか?
奥の建物は銀行だったのかな?
8月30日 、鹿島神宮の前には佐原にも行っていたのです。千葉県香取市にあります。香取市は千葉県北東部の市。平成18年3月27日に佐原市と香取郡小見川町、山田町、栗源町が合併して誕生。千葉県の北東部に位置し、首都東京から70km圏、県都千葉市から50km圏。利根川を挟み、対岸の茨城県(稲敷市と潮来市、神栖市)と接する。
初めて行ったのだが、滞在時間が短かったのが惜しまれるので次回はもっとじっくりと佐原を観光したい。
市北部の利根川に面した低地部は水郷と呼ばれ観光地として知られ、市全体が低地部と台地部で占められていることから田畑に適しており農業が基幹産業。因みに米の出荷量は千葉県一。
「香取市」の市名はこの地方ゆかりの名称(郡名)であることから選定。小野川周辺に広がる「小江戸」とも称される古い街並みを観光資源として活かす取組みされている。
佐原の歴史は古く、古代から香取神宮が鎮座し神官の祭典の時に使用する土器、「浅原(さわら)」を造って納めていたので「サワラ」という地名がついたともいわれ、「サワラ」という地名は「浅原」、「左原」、「砂原」、「沙原」などとも書かれるが、建保6年(1218年)の古文書に「佐原」という文字が初登場。なお、「佐原」を「サワラ」と読むのは珍しいほうで、「サハラ」と誤読される場合もあり、千葉テレビでは「サワラ」と読むが、NHKなどの全国放送では「サハラ」(「ワ」ではなく「ハ」を強めに発音)と読まれていた。
「香取」という地名の語源については「梶取」や「神鳥」、「鹿取」など諸説ありはっきりしないが、「香取」という表記は万葉集(2436番)に見られる。
ご注意していただきたいのは、香取市役所の下車駅は香取駅ではなく佐原駅である。
香取市辺りは自動車や高速バスへの依存度が高いと思われるが、自動車やバスへの収斂は問題。車は自分での運転が必要で、利用価値が本来低く、高い金を払う価値がなく、渋滞ありで快適な移動はできず、地域経済にも大きな影響はなく、観光客増加と活性化もできない。
佐倉以東高速化は即刻やれとされ、沿線自治体が補助してくれれば実現に加速がつき、東京駅から銚子や鹿島神宮まで90分以内で走ればバス以上に便利になると期待され、改良しないとまた特急が末端部普通化で遅くなるとか普通が削減されて不便になり、誰も乗らなくなることを危惧されている。
高速化は道路整備より遙かに安上がりで、道路整備予算を何%か投入すればよく、用地を新たに買収する必要が少ないから買収に難航せず二年程でできるが、道路は地域分断を招き、拡幅でないなら商店や住宅を潰す必要があり、車のために幹線道路を造る必要は無い。
「しおさい」や「あやめ」を一時間毎に増やす必要もある。性能を最大限生かした鋸運転、交換駅の一線スルー化、カント向上、軌道強化、保安装置や踏切改良などが望まれ、特急が遅く、成田以北と佐倉以東の高速化と一時間ヘッドへの増発を望む声が後を絶たない。総武本線を使って銚子まで行く人が全体の2割程度で、道路混雑は悪いため高速化してくれればもっとJRを使って貰える。
鹿島線や成田線で使用されている209系は京浜東北線で使用されていた中古車の改造車。209系は通勤形で、千葉地区には適していない車両で、改造していても旧式で、近い将来取替えが必要。
鹿島線利用者は地元沿線住民が殆どで純然たるローカル輸送に留まっている。特急「あやめ」が東京まで運行されるが、現在の本数は1日1往復で、工業都市として発展が著しい鹿嶋市と東京間の足は東関道を経由する高速バス「かしま号」が圧倒的シェアを誇るが、もっと高速に頻繁に列車の運転をしないと人がついてこない。
鹿島線だけでなく成田線も総武線も悪く、総武線佐倉以東では一部区間複線化、要員増加、補助金制度の整備なども課題だが、日本は他の先進国との比較では線路への補助があまりにも少なすぎで、港湾や道路、空港のように建設整備では特定財源がなくて殆どを運賃収入で賄う必要があり、公共的な扱いを受けないで住宅と同じ扱いを受けさせて有税としていることが災いで、言うまでもなく早急にどうにかしないといけない。総武線佐倉以東だと本数を増やせとか快速数本の成東延伸が望まれていながらJR東日本は馬耳東風。運転士や車両の不足、千葉駅の7-10番線では下り列車が成東経由と成田経由に分けて使用しているためのダイヤの拘束や成東に電留線がないこと等も理由だが、国の法律も悪い。法改正していれば廃止路線の殆どが残れ、もっと多くの路線が近代化されていた筈。
全面高速化が内房線や外房線、成田線、鹿島線で必要なわけだが、高速化で需要の半数以上がJRに移る。
あるまじき行為としては昭和43年に佐倉-物井間の複線化前は現在より少し北側を走っていて、複線化以前より営業距離が529m短縮されながら営業距離を現在も未修正。JRは長年に渡り運賃収入を過大に得ていて、その過大額の測定、過払分の返還など到底不可能な話とされるが、できないこともない。改定が必要だが、千葉県や佐倉市、四街道市、国土交通省の関係者も知らない人が多いに違いない。実際の東京-佐倉間の距離は50km以内で、東京-銚子間の実際の距離も120km未満ながらJR東日本は国鉄の営業距離を引き継いでいる等として営業キロ改定予定はないが、我々に必要なのは各所に苦情を言うこと。