廃止された夜行列車(寝台列車)は廃止を考える前に、JR貨物かどこかに移管、指定席のみで使えるようにすること、快速化、航空機や新幹線、高速バスにできない内容を多く取り入れること、長距離列車やローカル路線を含め、JRの再編と公共交通機関としての役割の再検討、神奈川県や埼玉県、茨城県等で存続や復活に向けての活動、潜在能力の最大限活用、社有財産貸出、上下分離方式採用、新規出資者開拓等による授権資本充足金融機関から安定的に資金調達できる環境整備、簡素な運営、沿線住民や企業等も経営に参加、不正乗車で通常の十倍以上の運賃徴収、もっと企業等に使って貰えるような改善、線路の整備に特定財源設置、周辺住民への意識改革、企業や自治体等が列車運行を支える株式発行、他社や専門家とで合理化や増収の協議会や委員会の設置等が必要だった。
現在も復活希望の声があるが、夜勤職員数や夜勤手当の削減等が成長を阻害し退化させ、内容が以前より悪くなり、運賃と特急料金、寝台料金の合算となる料金体系や分割民営化で各社が運行費に見合った収益を得られなくなったこと、夜行バス速達化、座席や設備、乗り心地等の質的向上で対抗できなくなったことや線路や駅舎、信号等の管理の必要性があるのも災いだったが、実態は週末辺りで満員に近い状態もしばしばで、潜在需要も多かったのに商機を最大限生かし切れなかった。
在来線の衰退防止や従来の常識を打ち破る内容や輸送も可能で、ゆっくり旅が楽しめ、利用者減が続いていたとしても、スローライフ社会が到来しつつある時代だからこそニーズが高まっており、画期的に輸送力や内容、利便性の向上が期待でき、面識ない人同士が互いに意思や感情、思考を伝達し合えるし、殆どにシャワーでもある等すれば状況は変わっていた。
近年は夜行高速ツアーバスを含めた長距離バスの安全性や信頼性が揺らいでいる。 路面電車や赤字ローカル線とともに安易に廃止しすぎで、国等が寝台車新造分の免税でも考えてもよいし、誰もが移動手段として使える夜行列車も必要で、以前なら各地で夜行列車が走っており、長距離旅行に重宝していたが、今は予定を組みづらくなった。
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線路への公的支援は近代化設備整備費補助金の名目で年間約25億円。同じ交通基盤整備として道路に年間数兆も出し、自動車社会助長を進め、車の購入費用や燃費、維持費、税金としてお金を消し続け、年間1km辺りの渋滞損失額1億円以上は問題。
国鉄の分割民営化も災いで、下関や亀山で全旅客列車が分断されてしまったが、あと3年で30周年となるからJR同士の統合を考えてよく、統合されれば関東の車両を関西へ転用して有効利用や甲種輸送回数の削減ができ、運賃計算上から好都合で、在来線は東日本で新幹線は西日本が経営すればよく、西日本と九州の統合は経済効果もある。
自動改札普及等で係員が旅客に相対する場面自体が著しく減少したこともあるが、多様な企画乗車券が発売されても周遊券や周遊切符みたいに使用条件が厳しくなって国鉄時代より使いづらくなったものもあり、各社間の繋がりが薄れ、不便になった。
動力集中方式見直し論もある。車両増備費が安く、編成が長ければ費用的に有利で、直流電化区間では12両以上、交流電化区間では10両以上、非電化区間では5両以上で客車や貨車当たりの有効積載量に優れ、車両整備に労力を要さず、車内での騒音や振動が少なく、客車に走行機器がないため柔軟に増結や減車ができ、2階建車導入や機関車交換で異なる電化方式の区間や非電化区間への乗り入れが容易で、機関車が先頭なら正面衝突時でも乗客被害を軽減できる。
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