31日で31年半も続いた「笑っていいとも!」が終わるが、新宿では「いいとも不況」が懸念されている。
後番組はお台場からの生放送になるためで、「次の番組もアルタからになってほしい」という声が近くにある飲食店や花屋、弁当屋から出ていた。経営悪化が懸念されたためだが、無視された。
後番組に絶対の自信を見せているのはフジテレビ亀山千広社長しかいないと思えるし、坂上忍さん は依頼が舞い込んできたら「ドッキリかと思った」と語り、担当に乗り気がないような様子をも見せていた。
タモリ氏も制作担当者も辞める意志はなかったわけだが、今夏か今秋以降に借りを返して貰いたく、今夏の「27時間テレビ」は「いいとも」を基本とした内容にしてもよく、後番組は長続きしないことが確定的だから9月26日辺りで終わらせ、9月29日から以前みたく「日本全国ひる休み」や「笑ってる場合ですよ!」でもアルタから生放送もご一考。
特に後者は後者はもう一度見たい番組の一つにも挙げられている。
「テレホンショッキング」最後のゲストは吉永小百合さんだといい、吉永さんが出演すれば初。なぜか終了が発表されていても「初登場」と言って「最初で最後」と語られないのがほかにもおり、これではあたかも「まだ終わらない」、「番組が再開されるなどすれば再度出演の可能性がある」かのようだ。
関根勤氏からは「4月からもまたやりましょうよ」、「今から終了を取り消せないか?」、「10月からまたやれば?」、太田光氏からは「辞めないで」、「年末の打ち上げだけでも」、笑福亭鶴瓶氏からは「深夜にやれば?」という声も出たが、番組をどうするかはタモリ氏が決定できないため何も言えない様子だった。
だが、年末の打ち上げは乗り気であり、番組再開や望まれている特番形式での継続は大賛成。
フジテレビがリストラしたかったとはいえ、あの行為は「迷走」で、大鉈を振るった大改革は大抵返り討ちにあい、新番組は最初から「長く続けるつもりがない」、繋ぎ番組的要素を持っているとも言われる。
タモリ氏は終わるとなると「ピンと来ない」と語り、志村けん氏 は「まだ続けられるじゃないですか」と反対。
終了は前記の亀山社長に辞めさせられたからで、大みそか等に視力検査のような番組まで放送してしまったこともあり、真価が問われる二年目。
こちらはフジテレビやタモリさん、いいともレギュラー、そしてアルタ周辺地域にも今後において影を落とすことは確実。
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